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土佐弁



「おう!久しぶりやにゃあ、おんしゃあどうしよったがな?」
「おうの!ひせくった!おんしゃか!
 こじゃんとひさしぶりやね、それが聞いてちや、
 腰をいためて、ちゃがまっちょったわえ。」
「そうかえ?またどういて?」
「どういてもこういても、なんちゃあ重たいもんらあ
 もっちゃあせんによ、じこじこいとうなってよ。
 やっぱり年のせいやおか」
「そりゃたまらんねえ。」
「おかげで楽しみにしよった映画に行けんかったがやき」
「ばったりいたねえ」
「げにまっこと」
「ところんであんたはどうしゆうがで?やりゆかえ?」
「やりゆう、やりゆう、これから家へいぬとこよ」
「そうかそうか、ほいたらおばちゃんによろしゅう言うちょってや」
「おう、言うちょかあ。ほいたらにゃ」
「おう、ほいたらにゃ、ばいぜ」

高知以外の人には意味不明な文章から始まりましたが
土佐弁の会話です。
坂本龍馬や幕末をテーマにしたドラマなどを
けっこうやっていたりする影響で、
多分、土佐弁の存在自体は全国的にも有名だと思います。
まぁドラマなどはネイティブの高知の人が演じないかぎりは
なかなか実際の高知で使われている言葉には聞こえないんですけどね。

本格的な土佐弁は、県外の人が聞くと
外国語のように聞こえてしまうほど
標準語からはかけ離れているかもしれません。
若い人の話す言葉は、テレビなどの影響で
土佐弁と言ってもソフトなので、
語尾やイントネーションなどが違うだけで
それほど難解ではないんですが
年輩の方が話す言葉は高知の人じゃなければ
一度で理解するのは難しいのではないかと思われます。

若い人が使って居ないのなら
土佐弁も年々薄まってきそうなものですが
ソフトな土佐弁を話す若者も、学生時代が終わり
大人と関わるようになると、
不思議と高度な土佐弁を使うようになり
しっかりと文化を受け継いで行くようになるのです。

しかし、この土佐弁。
県外に出ると、はっきり言って使えません(笑)
僕も高知を出る前は、そんな事はないだろうと思ってました。
で、「県外の言葉なんて使ってられない!」という
高知のいごっそうらしく「俺はずっと土佐弁を話す!」と
意気込んで高知を出たんですが、
あまりの通じなさにあっけなく挫折した経験があります。
いやほんと、土佐弁と思っていなかった言葉までが
土佐弁と分かった時には愕然としてしまいましたね。
でも今では、標準語を話しつつも
高知の人と会った時には、一番自然な土佐弁で会話をしたりしますし
質問されれば、土佐弁を教えたりと、
土佐弁を普及させるための努力も怠っておりません(笑)

ところが最近驚いた事が一つ。
高知に帰った時にですが
僕が子供の頃に遊んでいた昔ながらの手遊びを
甥っ子と母親の姉が一緒にやっていたんです。
その手遊びは土佐弁を使っていたはずなのに
何故だか標準語に置き換えられていたんです。
不思議に思って聞いてみると
最近は県外から転勤してくる人も多かったり
高知から出ていく人も多かったりするというような事で
学校では全て標準語ベースになっているのだそう。

うーん。
個人的な意見としては、あまり意味のない事だと思うんです。
その手遊びは「ずいずいずっころばし」のような
昔からあるものでいわば文化のようなものだと思います。
それを標準語に変えてしまうなんて
なんともナンセンスなお話だと思います。
郷に入ればなんとやらですよ。

もしも地方の言葉をマイナーなものだからと矯正してしまうのであれば
いっそのこと日本語もやめて英語にしてしまえばどうでしょう?
日本語も世界から見れば
60人に一人しかしゃべっていないマイナーな言語なんですから。
でもやっぱりそうする事はナンセンス。

全国展開のチェーン店が増えて
景色は全国どこでも同じようになってまったし
たまに旅行にでかけても
あまり新鮮な気分になれなかったりする昨今。
食べ物も、輸送が早くなったり冷凍技術が発達したおかげで
全国どこでも地方の名物がいただけるようになりました。
それはそれで素晴らしい事だと思うのですが
逆に言えば地方を実感できるのは
もう方言くらいしかないんじゃないでしょうか。

グァムやハワイへ行くと現地の人が
丁寧に日本語で応対してくれたりしますが
海外気分を味わうなら英語で応えてほしかったりするのと同じように
旅行に行けば、やっぱりその土地土地の言葉や
接し方で応対してもらった方が旅行気分に浸れますからね。

なので、高知の人は土佐弁を大切にして欲しいし
高知に住む事になった人には是非土佐弁をマスターして欲しいし
高知に訪問した人は土佐弁に触れて
高知気分を満喫して欲しいと思うんですよね。

■関連リンク
土佐弁講座
土佐弁コンバータ 土佐弁変換
大橋通商店街 土佐弁講座
土佐弁劇場 

■書籍
簡易 土佐弁辞典 定価500円
土佐弁の基礎知識 定価1200円
問い合わせ
おろか工房 088・883・1382
http://www1.quolia.com/yanox/tosaben.html

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