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絵金


絵金
浮世絵が好きだ。
これ以上無いほど和風なのだけれど
湿気を感じさせないポップさがあったり
絵画よりもイラスト的な要素が強いのに
海外の有名な画家などにも大きな影響を与えていたりする。
非常にクール。うん、カッコいい。

さて、浮世絵の絵師には
葛飾北斎とか歌川広重などを筆頭に
それぞれに個性的な絵師が居るのだけれど
高知にも「弘瀬 金蔵」という絵師が居たんだよね。
江戸時代後期から明治初期に活動した絵師で
「絵師の金蔵」を略して「絵金」という呼び名で知られている。

彼の残した絵は、ドロドロした血なまぐさい
ちょっとダークな作品が多いんだけれど
それが他には無い独特の世界観となっていて非常に魅力的なのですよね。

彼が暮らしていたのが香南市の赤岡町で
赤岡町には、彼の代表作とも言える、23枚の屏風絵が残されていて
これを商店街に並べる「絵金祭り」が毎年7月に開催されています。
普段は大切に保管されていて、
絵金祭りの一週間ほど前におこなわれる須留田八幡宮夏祭と
この絵金祭りの時のみ商店街に展示されるんですよね。

このお祭りは、夜に薄暗い灯りの中で
ぼんやりと照らされた絵を見るというちょっと変わったお祭り。
そもそも屏風絵が描かれた目的が、
夏の祭礼の夜に飾る為のものだったということで
その伝統を今でも大切に受け継いでいるというわけです。

普段は、「絵金蔵」と呼ばれる資料館に保管されていて
屏風絵以外の他の作品も見られます。
屏風絵は劣化を防ぐために、館内で見られるのは基本的には複製とのこと。
展示方法は、お祭りの時と同様の見せ方をするために
薄暗い館内の中で、ろうそくのぼんやりとした灯りに照らされた状態で
展示されるという、面白い演出がされています。
「せっかくなら本物もみたい」・・・という人のために
「穴の蔵」という展示場所に毎月2枚ずつ本物を展示しているので
うれしいことに、本物も見る事ができるようです。
ちなみに穴の蔵は間近で見る事ができず、
覗き穴を覗いて観なければいけないのですが
これはこれで、おもしろい演出にもなっていると思いますね。

この絵金蔵は、屏風絵を保存したいという気持ちから
それまで、町内でばらばらに保管されていたものを預かり保管するために
農協の米蔵を改造してつくられた収蔵庫なのですが
驚くのが、この絵金蔵が完成したのが平成17年。

・・・ということは、それまでの150年は、
それぞれの町内会が保管してきたということで
よく大切に保管していてくれたものだなぁと感心してしまいます。

本を探すと、作品集などもあるようですね。欲しいなぁ。


弘瀬金蔵 wiki
絵金資料館 
絵金蔵
絵金(作品画像多数)
絵金(絵金 - INTERNET KOCHI)






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