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はし拳


お酒が好きな人が多いことで知られる高知。
お酒の席と言えば余興や遊び。
そんなわけで、高知にはお酒にまつわる遊びや道具も多い。

例えば、可杯(べくはい)。
底が平らではない杯で、普通の杯のように置く事がでず
お酒を飲み干さない限り置けない、ちょっと嫌~な代物。
おかめ、ひょっとこ、天狗の三種類の可杯が有名で
おかめ、ひょっとこ、天狗の順に量が増え
ひょっとこは口の部分に穴が空いていて、
お酒を入れられると押さえていないといけなかったり、
天狗は大きな鼻の部分にたっぷりお酒が入るうえに
置けなかったりするんです。
それぞれの絵柄が描かれたコマを回して
どの杯で飲むかを決めて遊ぶ高知ならではのユニークな杯なのです。
(また機会を見て紹介したいと思います。)

そんな高知のお酒の場面での代表的な遊びが「箸拳」
箸拳とはその名の通りお箸を三膳使って二人で遊ぶ
じゃんけんのようなゲームで
当然、負けた方がお酒を飲むという
遊びながら、お酒をどんどん飲みましょうという遊び。

どういうものか簡単にルールを説明すると
プレーするのは二人で、先手後手を決め、
お互いがお箸(赤い箸が基本)を3本ずつ持ち手を背中に回します。
後手がまず、片手で何本か持ち(持たなくても良い)
その手を「いらっしゃい」と言いながら
持っている箸が相手に見えないように前に出します。
次に、先手は、相手の出した箸の数と、自分の出す箸の数を足して
3になるように考えて、背中で箸を持ち替えて
「三本!」と言いながら、相手に見えないように手を前にだします。
次に後手が合計の本数を予想して本数を言いますが
この時は「1本」か「5本」かのどちらかしか言えません。
で、両者が持っている本数を公開して、数が合っていた方が勝ち。
両者が外れている場合は先手と後手を入れ替えてやり直し。
3本勝負で先に二勝した方が勝ちというわけで
負けた方が、目の前に置かれている杯を飲み干して終了という感じの流れです。

単純なゲームなのですが、やってみると
ちょっとした駆け引きが必要だったり
最後まで結果がわからないドキドキがあったりで
なかなか楽しいゲームなのです。
で、基本的には、みんな酔っぱらいの状態でやるわけですから
べろんべろんの、ぐだでんぐでん感もまた面白いという
お酒大好きな高知の遊びです。

高知では、ときどき箸拳の大会なども開催されていて
毎年10月1日の「日本酒の日」にちなんで
高知県酒造組合の主催で行われる
「土佐箸拳全日本選手権大会」が有名ですね。
また、宿毛が箸拳の発祥の地らしく
宿毛には、はし拳友の会が存在していたりします。

そんなわけで高知にまつわるお酒の遊び箸拳を紹介しましたが
箸拳は高知じゃなくても出来るので
是非是非、お酒の席でやってみて下さいね。
あ、異性とやるとなお楽しいですよ~!


高知酒造組合
はし拳友の会





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はちきん

高知の男性の事を、いごっそうと呼ぶ。
頑固で、酒飲みで、男らしい。
まぁ、土佐の男の代名詞だね。

高知の男はたいていの場合、
いごっそうに憧れるし
いごっそうを自称するし
いごっそうでありたいと思っている。

さて、いごっそうに対して
土佐の女の代名詞もきちんとある。
それが「はちきん」
最近、高知の地鶏で売り出し中の
「はちきん地鶏」のはちきんはここからとられている。
いごっそうは知っていても
「はちきん? 何それ?」って人も多いと思うので
今回は、はちきんを僕なりの解釈で紹介できればと思います。

はちきんの意味は、諸説あるようですが
高知の女性は男勝りで気が強く
男四人を手玉に取るって事で、
はちきんと呼ばれるようになったってのが
まぁ、一般的なのかな。
男には金が二つあるわけで。それが4人分で八金ってわけだ。

その通りに、高知の女性は気が強いし、お酒も強い。
よく喋る上に、言葉もきつい。
まさに、はちきんで。男四人前くらいのパワフルさがある。
そういうわけで、高知の女性は元気なのであるが
男四人分の逞しさがあると聞くと、
高知の女性=キツい、恐い、おそろしい。
ってなイメージになってしまうかもしれない。
確かにそういう部分も大いあるのだけれど
はちきんってのは、もうちょっと奥が深い。

まず、高知の女性はよく働く。
一説では、高知の男が酒ばかりのんで働かないので
その分、女性が働らくようになったとか・・・
ほんとかどうかはしらないですが、
高知の女性がよく働くのは間違いない。
女性の社会進出とか、自立とかそんなレベルじゃなくて
女性が男性を支えるかのごとくよく働く。

気が強いけし、言葉もキツい。
さんざん毒舌を吐いたり、けなしたりもする。
だけど最後は助けてくれる優しさがあったり
情に厚かったりで、すごく心優しい。

お酒はよく飲むし、よく喋るけど
出しゃばりすぎないというか
男性を立てる時にはしっかりと立ててくれるし
気も利かせてくれる。
男の三歩後を歩くような
奥ゆかしさもあったりもする。

こういうメリハリの利いた気質ってのは
高知の暮らしの中で自然と身に付くんでしょうか
高知ではこういう女性は沢山居るように思うんですが
高知を出ると、少ないように思います。
高知の女性特有の気質なのかもしれません。

そう、はちきんってのは
単純に、気が強くて男勝りな女性ってわけではなくて
パワフルで逞しく、かつ女性らしい女性のこと。
そういう女性たちに支えられているからこそ
高知の男性は、「いごっそう」でいられるんじゃないかと思います。

おもしろいことに
男性が、いごっそうに憧れるのと同じように
たいていの高知の女性は、はちきんに憧れ
はちきんを自称し
はちきんでありたいと思っているんですよね。

男は、いごっそう、女は、はちきん
高知の素晴らしい魂です。





喫茶店


高知を離れて気付いた事の一つに
高知には喫茶店が多い。って事。
個人的に喫茶店という場所は非常に好きな場所の一つなんですが
東京にはスターバックスやドトールなどの、
いわゆるカフェは多いのですが
コーヒーを飲みながら、ゆったりまったりと過ごしたり
朝からモーニングを食べたり、軽食やきちんとした食事まで出来るような
昔ながらの喫茶店は少ないように思います。

せっかく見つけたお気に入りの喫茶店も
最近はカフェやファミレスなどと競争しなければならず
残念ながら次から次へと閉店しているんですよね。

高知には喫茶店がたくさんあります。
駅前だけでなく、あらゆるところに喫茶店があるんですよね。
おそらく僕の喫茶店好きは、
そういう高知の環境の中で根付いたものだと思います。

高知の人のスタイルで考えると
いわゆるカフェなどのようにコーヒーを飲んで
ちょっと休憩したらお店を出るような場所よりも
喫茶店のように、ゆっくりといつまでも座っていられる
雰囲気のあるお店の方が好まれるというのが
高知に喫茶店が多い理由の一つかもしれませんね。

それぞれのお店に個性があり
メニューも違えば、雰囲気も違うわけで
それぞれにお店のファンが居たりして
そこが常連さんたちのコミュニティの場所になっていたりするんですよね。
オーナーさんのこだわっている家具や照明や食器などの違いも
個人経営の喫茶店ならではの楽しめるポイントだと思います。


近年、高知にも大手のカフェやファミリーレストランなどが進出してきて
徐々に高知の生活スタイルも変化している感じがしますが
この喫茶店文化はいつまでも高知に残っていて欲しいと思っています。





土佐弁



「おう!久しぶりやにゃあ、おんしゃあどうしよったがな?」
「おうの!ひせくった!おんしゃか!
 こじゃんとひさしぶりやね、それが聞いてちや、
 腰をいためて、ちゃがまっちょったわえ。」
「そうかえ?またどういて?」
「どういてもこういても、なんちゃあ重たいもんらあ
 もっちゃあせんによ、じこじこいとうなってよ。
 やっぱり年のせいやおか」
「そりゃたまらんねえ。」
「おかげで楽しみにしよった映画に行けんかったがやき」
「ばったりいたねえ」
「げにまっこと」
「ところんであんたはどうしゆうがで?やりゆかえ?」
「やりゆう、やりゆう、これから家へいぬとこよ」
「そうかそうか、ほいたらおばちゃんによろしゅう言うちょってや」
「おう、言うちょかあ。ほいたらにゃ」
「おう、ほいたらにゃ、ばいぜ」

高知以外の人には意味不明な文章から始まりましたが
土佐弁の会話です。
坂本龍馬や幕末をテーマにしたドラマなどを
けっこうやっていたりする影響で、
多分、土佐弁の存在自体は全国的にも有名だと思います。
まぁドラマなどはネイティブの高知の人が演じないかぎりは
なかなか実際の高知で使われている言葉には聞こえないんですけどね。

本格的な土佐弁は、県外の人が聞くと
外国語のように聞こえてしまうほど
標準語からはかけ離れているかもしれません。
若い人の話す言葉は、テレビなどの影響で
土佐弁と言ってもソフトなので、
語尾やイントネーションなどが違うだけで
それほど難解ではないんですが
年輩の方が話す言葉は高知の人じゃなければ
一度で理解するのは難しいのではないかと思われます。

若い人が使って居ないのなら
土佐弁も年々薄まってきそうなものですが
ソフトな土佐弁を話す若者も、学生時代が終わり
大人と関わるようになると、
不思議と高度な土佐弁を使うようになり
しっかりと文化を受け継いで行くようになるのです。

しかし、この土佐弁。
県外に出ると、はっきり言って使えません(笑)
僕も高知を出る前は、そんな事はないだろうと思ってました。
で、「県外の言葉なんて使ってられない!」という
高知のいごっそうらしく「俺はずっと土佐弁を話す!」と
意気込んで高知を出たんですが、
あまりの通じなさにあっけなく挫折した経験があります。
いやほんと、土佐弁と思っていなかった言葉までが
土佐弁と分かった時には愕然としてしまいましたね。
でも今では、標準語を話しつつも
高知の人と会った時には、一番自然な土佐弁で会話をしたりしますし
質問されれば、土佐弁を教えたりと、
土佐弁を普及させるための努力も怠っておりません(笑)

ところが最近驚いた事が一つ。
高知に帰った時にですが
僕が子供の頃に遊んでいた昔ながらの手遊びを
甥っ子と母親の姉が一緒にやっていたんです。
その手遊びは土佐弁を使っていたはずなのに
何故だか標準語に置き換えられていたんです。
不思議に思って聞いてみると
最近は県外から転勤してくる人も多かったり
高知から出ていく人も多かったりするというような事で
学校では全て標準語ベースになっているのだそう。

うーん。
個人的な意見としては、あまり意味のない事だと思うんです。
その手遊びは「ずいずいずっころばし」のような
昔からあるものでいわば文化のようなものだと思います。
それを標準語に変えてしまうなんて
なんともナンセンスなお話だと思います。
郷に入ればなんとやらですよ。

もしも地方の言葉をマイナーなものだからと矯正してしまうのであれば
いっそのこと日本語もやめて英語にしてしまえばどうでしょう?
日本語も世界から見れば
60人に一人しかしゃべっていないマイナーな言語なんですから。
でもやっぱりそうする事はナンセンス。

全国展開のチェーン店が増えて
景色は全国どこでも同じようになってまったし
たまに旅行にでかけても
あまり新鮮な気分になれなかったりする昨今。
食べ物も、輸送が早くなったり冷凍技術が発達したおかげで
全国どこでも地方の名物がいただけるようになりました。
それはそれで素晴らしい事だと思うのですが
逆に言えば地方を実感できるのは
もう方言くらいしかないんじゃないでしょうか。

グァムやハワイへ行くと現地の人が
丁寧に日本語で応対してくれたりしますが
海外気分を味わうなら英語で応えてほしかったりするのと同じように
旅行に行けば、やっぱりその土地土地の言葉や
接し方で応対してもらった方が旅行気分に浸れますからね。

なので、高知の人は土佐弁を大切にして欲しいし
高知に住む事になった人には是非土佐弁をマスターして欲しいし
高知に訪問した人は土佐弁に触れて
高知気分を満喫して欲しいと思うんですよね。

■関連リンク
土佐弁講座
土佐弁コンバータ 土佐弁変換
大橋通商店街 土佐弁講座
土佐弁劇場 

■書籍
簡易 土佐弁辞典 定価500円
土佐弁の基礎知識 定価1200円
問い合わせ
おろか工房 088・883・1382
http://www1.quolia.com/yanox/tosaben.html

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皿鉢料理


高知のお祝い事などの宴会料理
欠かす事のできないのが「皿鉢料理
高知以外の人には、なじみがないので
「皿鉢料理」と聞いても、ピンと来ないかもしれませんが
50センチくらいの大きなお皿に
刺身やお寿司を豪華に盛り合わせた
高知ではとても馴染みのある料理なのです。

いわば、オードブルのようなものなのですが
盛りつけ方がかなり山盛りだったり
刺身などの生ものがメインだったり
使われている絵皿にも高級感があったりと
お手軽なオードブルとはかなり趣が違うんです。

昔は親戚一同が集まるような自宅での宴会
(今風に言えば、ホームパーティ、
高知風に言えば、おきゃく)の席では
必ず登場していたので年に数度はお目にかかれたですが
最近はおきゃく文化も徐々に薄れてきているのに加え
でけして値段の安い料理ではないので(一皿で1万円~程度)
最近は宴会などでなければ、
ほとんどお目にかかる事もなくなりました。
なのでフラリと高知に旅行に行ったとしても
あまりお目にかかれる事はすくないと思いますが
それでも、高知の宴会には欠かせない
宴会料理の主役である事はこれからも変わりがないと思います。
高知の友人や知人の居る方で
結婚式などに招待されたら皿鉢料理をいただくチャンスす。
他ではあまり見る事の出来ない
豪華で豪勢な、高知ならではの皿鉢料理を堪能してください。

■関連リンク
皿鉢(さわち)料理
皿鉢料理画像検索結果


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